アカショウビン

いきもの

 アカショウビンは、地元で「ゴッカロー」と呼ばれてます。
 くちばしにヤドカリをくわえて、石や鉄などの固いところに打ちつけ、ヤドカリの殻を割って食べています。大好物のヤドカリ、しかも割りやすいアンピタ(オオベソスガイ)の貝を背負ったヤドカリがたくさんいる。アンピタは船浮の人が好んで食べる貝で、ふなうき荘の夕食にもたびたび登場します。
 船浮は人口の雑音が少ないので、自分たちの声がよく通る。子育てに適した深い森がたくさんある。それでアカショウビンは船浮に集まっていたのです。